その慢性疲労、実は食生活が原因かも?【グルテンフリーを始めよう】

「なんだかいつも疲れている・・・」「寝ても疲れが取れない・・・」
そんな疲労に悩まされていませんか?
その慢性疲労、実は食生活が原因かもしれません。

そこで今回は慢性疲労と食生活との関連性についてまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

慢性疲労とは

現代人は睡眠不足や運動不足の傾向があるといわれています。
一過性の疲労は適度な休息や運動によって解消されるものですが、日常的に疲れが取れない慢性疲労に悩まされているという方が多くいます。

慢性疲労は正式には「慢性疲労症候群」と呼ばれ、一般的な疲労とは異なり厚生労働省で診断基準がもうけられているれっきとした病気です。

  • 睡眠をとっても回復しない
  • 半年以上にわたり全身に疲労感がある
  • 簡単な作業もできないほどだるい etc...

慢性疲労では上記のような症状がみられ、日常生活に支障をきたしている場合も多いです。

慢性疲労は免疫や代謝異常、精神疾患など様々な原因が挙げられているものの未だ解明はされておらず、症状から「うつ病」と間違われることも多く診断が難しい病気でもあります。

慢性疲労とグルテンの関連性

パンやパスタ、うどんなどグルテンを含んだ食品を食べると小腸の細胞粘膜が緩み、炎症を起こすことがあります。小腸に炎症が起きると栄養素の吸収や代謝、老廃物の排泄などの機能にも支障をきたし、便秘や下痢、イライラ、頭痛、自己免疫疾患、副腎疲労などを引き起こします。

「病院に行くほどではないけどいつもイライラしている」「集中力が続かない」「なんとなくだるい」など、こういった慢性的な不調が続いている場合はグルテンによって小腸の機能が衰えているのではないかと疑ってみることも大切です。

自分の体へのグルテンの影響を知りたい方は2~3週間と期間を定めてグルテンフリーを試し、自分の体調の変化を感じてみてください。
まず2~3週間グルテンを含む食品(パン・パスタ・うどん・お菓子など)の摂取をやめて、そのあと再び摂取をしてみて下さい。
いったん体調が改善したのち、再度グルテンを摂取するとまた不調になったという場合は、グルテン不耐症やグルテン過敏症の可能性も考えられます。

グルテンはすべての人に悪影響を及ぼすわけではありませんし、知識のないままグルテンフリーを行ってしまうと栄養が偏ってしまうことがあるので長期的に実践する場合は医療機関を受診してください。
医療機関などで血液検査・遺伝子検査をすることでグルテンが自分の体に及ぼしている影響を知ることもできるのでオススメです。

慢性疲労は食生活が原因となっている可能性が高い!

寝ても疲れが取れない、いつも体がだるいという慢性疲労に陥っている場合、様々な原因が考えられますがその一つとして「グルテン」の影響を疑ってみて下さい。パンやパスタ、うどんなどの小麦でできた食品を控えることで体調にいい変化がある場合はグルテンフリーの食生活をすることで慢性疲労が改善する可能性があります。慢性疲労でお悩みの方の参考になれば幸いです。